- Webライターってどんな仕事内容なのかな?
- Webライターの魅力ってなに?
- どうやったらWebライターになれるの?
- 私はWebライターに向いてるのかな?
こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
Webライターと聞いただけだと「Webに文章を書くのかな?」というくらいで、具体的な仕事内容が想像しづらいかもしれません。
そこで今回はWebライターとはどんな仕事なのか、Webライターという仕事の魅力について解説していきます。
この記事を読むと、
- Webライターとはどんな仕事なのか
- Webライターの魅力
- Webライターの始め方
- Webライターに向いてる人、向いてない人の特徴
について理解できます。
この記事を書いている私は、現役のWebライターとして活動しています。
そんな私が、Webライターを始めるときに気になっていたことを踏まえて、その魅力を余すところなく解説します。
ぜひ最後までお読みください。
目次
Webライターとは?仕事内容を解説します
WebライターとはWeb上に表示されるさまざまなページの、文章を執筆する仕事です。
さまざまなページとは、例えば
- 企業が運営するメディアのコラム
- 商品、サービスの紹介ページ
- インタビュー、体験談
などが挙げられます。
なぜWebライターに仕事を依頼するクライアントは、Web上で情報発信をするのでしょうか?
それは、多くの人に自社のサービスを知ってもらいたいと考えているからです。
記事を執筆し、クライアントの持つサービスの魅力を世の中に広めるお手伝いをすることが、Webライターの仕事です。
Webライターの3つの魅力とは?
ここまで聞いて、
- 「ただ文章を書くだけだったら、誰でもできるじゃん」
- 「やりがいなさそうだな」
と、お思いの方もいるのではないでしょうか?
そんなことはありません。
Webライターという仕事はとても魅力的な仕事です。
私が思う、Webライターの魅力を3つ解説します。
- 【Webライターの魅力1】自分の記事が誰かの役に立つ
- 【Webライターの魅力2】成果が目に見える
- 【Webライターの魅力3】ライティング以外のスキルも身につく
【Webライターの魅力1】自分の記事が誰かの役に立つ
Webライターの魅力の1つ目は、自分の書いた記事が誰かの役に立つということです。
執筆した記事が多くの読者の背中を押したり、役立つ情報を届けられたりすると考えると、Webライターという仕事はとても魅力的ですよね。
Webライターの仕事は不特定多数の人に記事を通して情報を提供し、行動を促すことができます。多くの読者に影響を及ぼすことができるのはWebライターならではの魅力です。
【Webライターの魅力2】成果が目に見える
Webライターの魅力の2つ目は、成果が目に見えることです。
クライアントにもよりますが、自分の記事がどれくらい見られているかなどの数値を教えてもらえることがあります。
多くの人に読んでもらえるような記事を書き、その結果が良かったらとてもやりがいを感じますよね。
もちろん、思い通りの結果にならないこともあります。
しかし、各要素から原因を推定し対策を講じる一連の流れは、ある種ゲームのような感じ(偉い人に怒られるかもしれませんが…)で、個人的にはとても楽しい工程です。
【Webライターの魅力3】ライティング以外のスキルも身につく
Webライターの魅力の3つ目は、ライティング以外のスキルも身につくことです。
Webライターの仕事を行っていると、自然とWebライティング以外のスキルも身につきます。
例えば
- メールやLINE、SNSなどのテキストでのコミュニケーション力
- プレゼンや、会議の場での説明能力
- Webマーケティング能力
などです。
私もWebライターを始めてから、以前に比べ「説明がわかりやすい」との言葉をいただくことが明らかに増えました。
以上、今回はWebライターの魅力を3つに絞ってお伝えしました。
これ以外にもWebライターの魅力はたくさんあります。
ただ文章を書くだけではなく、クライアントや読者が満足できる文章を執筆し、誰かの背中を押すことができるのはとてもやりがいがあります。
Webライターを始めるには?7ステップで解説
Webライターとして仕事を行う上で、必ず必要な資格や手続きというものは存在しません。
言葉を選ばずに言えば、今この瞬間からでもWebライターとして活動することができます。
ですがいざWebライターを始めようとしても、まず何からやればいいかわからないと思うので、流れを解説していきます。
ここでは本業がある方でも始めやすい、クラウドソーシングを活用する方法を解説します。
- 【Webライターの始め方ステップ1】パソコン、ネット環境を準備
- 【Webライターの始め方ステップ2】基本知識のインプット
- 【Webライターの始め方ステップ3】クラウドソーシングサイトに登録
- 【Webライターの始め方ステップ4】プロフィールを充実させる
- 【Webライターの始め方ステップ5】案件に応募する
- 【Webライターの始め方ステップ6】提案文の送付
- 【Webライターの始め方ステップ7】テストライティングを受ける
【Webライターの始め方ステップ1】パソコン、ネット環境を準備
Webライターの仕事はスマホだけでできると思われがちですが、誤解です。
記事の執筆だけであれば、フリック入力や音声入力で対応可能です。
しかし、案件の内容によってはパソコンでしかできない作業も対応する必要があるので、パソコンは必須。
スペックは低くても構わないので、用意しましょう。
今お持ちのパソコンがあるのであれば、それでかまいませんよ。
【Webライターの始め方ステップ2】基本知識をインプットする
いきなり記事を書こうと思っても、手が止まってしまいますよね。
まずは、以下の書籍でWebライティングの基礎知識をつけましょう。
- 沈黙のWebライティング|松尾茂起
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義|古賀史健
- 新しい文章力の教室|唐木元
しっかりとした基礎知識をつけたいと考えている方は、オンライン講座を受講するのもおすすめです。
以下の記事で紹介しているので、ぜひ一度ご覧ください。
【Webライターの始め方ステップ3】クラウドソーシングサイトに登録する
基礎知識を身につけたら、仕事に応募するための準備をしていきましょう。
まずはクラウドソーシングサイトに登録します。
クラウドソーシングサイトとは、大勢の人が1つの場所(サイト)に集まり、仕事の発注と受注を行うプラットフォームです。
日々大量の仕事が発注されているので、初心者Webライターが実績を積む場としては最適。
まずは以下の2つのサイトに登録をして、どんな案件があるかを見てみましょう。
最初のうちは以上2つを登録しておけば間違いありません。
他にもクラウドソーシングサイトはたくさんあるので、慣れてきたら活用していきましょう。
【Webライターの始め方ステップ4】プロフィールを充実させる
クラウドソーシングサイトへの登録が完了したら、プロフィールを充実させていきましょう。
クライアントが多くの応募者の中からあなたを選ぶためには、良いなと思ってもらえるプロフィールが重要です。
次の点に気をつけながらプロフィールを作成しましょう。
- プロフィール画像は必ず設定
- 自己紹介で自分の人物像を示す
- どんなスキルを持っているのかアピールする
- 本人確認や秘密保持契約などの認証を済ませる
- ポートフォリオを載せる
詳しくは、ランサーズのサイトが参考になるので以下からご覧ください。
【Webライターの始め方ステップ5】案件に応募する
続いて、案件に応募していきましょう。
ステップ3で紹介したクラウドソーシングサイトには、日々多くのライティング案件の発注があります。
その中から以下のポイントを基準に、自分ができそうだと思った案件に応募していきましょう。
- 文字単価1.0円以上の案件
- 興味のある、もしくは経験したことのある分野の案件
- 納期が短すぎない案件
初心者であっても、1文字あたりの報酬が1.0円以上の案件に応募しましょう。
文字単価1.0円未満の案件に応募してしまうと、かかる時間の割に報酬が少なくなりがちで疲弊してしまうからです。
どうしても自分の書きたいジャンルの記事というのであれば、0.7円くらいまでは落としても大丈夫ですが、モチベーションを高く保つためにも、できるだけ文字単価の1.0円以上の案件に応募していきましょう。
ライティングは地道な作業であるため、楽しく執筆することが大切です。
自分の興味のある分野や経験したことのある分野での執筆であれば、モチベーション高く仕事に取り組むことができます。
経験したことのある分野での記事であれば、権威性も増すので、質の良い記事の執筆へと繋がります。
納期が短すぎる案件は避けるべきです。
初心者のうちは、どうしても執筆に時間がかかってしまいます。
時間に追われると記事の質が下がってしまう可能性があるので、できるだけ納期に余裕のある案件に応募するのがおすすめです。
以上3つのポイントを参考に、応募する案件を選んでいきましょう。
【Webライターの始め方ステップ6】提案文を送付する
続いて、提案文の送付です。
応募する案件を決めた後は、提案文を送ることになります。
提案文を送る際は、自分が記事を執筆することによるクライアントのメリットを考えて、提案することが大切です。
例えば
- 「〇〇の分野に関わっていたので、リアルな経験談が執筆できます」
- 「✕✕に関わる記事を過去に執筆しているので、慣れています」
など。
体験談や過去の実績がない場合には
- 「〇〇の分野に興味があり、本を読んで勉強中の身です」
- 「即執筆、即納品が可能です」
など自分が提供できる価値を考えて、提案していきましょう。(嘘はだめですよ)
【Webライターの始め方ステップ7】テストライティングを受ける
案件に応募した後は、テストライティングを受けることが多くあります。
テストライティングとは、クライアントが案件の応募者から採用する人を選ぶ際に、ライターの実力を図るために行うライティングテストのこと。
テストライティングでは
- 応募者がある程度のライティングスキルがあるか
- コミュニケーションがきちんと取れるか
- レスポンスが早いか
などを見定めている場合が多いようです。
ライティングスキルはもちろんのこと、仕事を行う上での基本的なスキルを持ち合わせていないと、テストライティングを通過するのは難しいでしょう。
しかし、初心者ライターの場合しっかりした人間力があっても落ちることが普通にあるので、あまり落ち込む必要はありません。
何がダメだったのか自分なりに分析して・改善しつつ、積極的に応募していきましょう。
また先程も述べたブログ運営ですが、ここでもメリットありです。
提案時にブログ記事を送り、クライアントに読んでもらえると、テストライティングなしで案件をいただける場合があります。
ブログ記事を書いて、クライアントにアピールするのも有効な方法です。
Webライターに向いてる人、向いてない人の特徴とは?
ここまで記事を読んで
どんな仕事なのか、やりがいや魅力もわかったけど、結局自分はWebライターに向いてるのかな?
という疑問が残りますよね。
ここではWebライターに向いてる人、向いてない人の特徴を紹介。
自分に当てはまるか、チェックしてみて下さい。
Webライターに向いてる人の特徴
Webライターに向いてる人の特徴は
- 知的好奇心が旺盛な人
- 文章を書くのが好きな人
- 物事にコツコツ取り組める人
が挙げられます。
好奇心旺盛に新しい知識を取り入れられる人はWebライターに向いていると言えます。
Webライターは自分の好きな分野はもちろん、未経験の分野の記事も書く場合があるからです。
未経験の分野に興味を持ち深く学ぶことで、記事の質も高まり、自分の知識も増えます。
良い循環を生み出すことができるので、好奇心旺盛な性格は、Webライターに向いています。
Webライターの仕事は文字通り、文字を書くこと。
文章を書くことが好きな人はWebライターに向いています。
とはいえ、文章を書くのが好きな方ってそうはいないですよね。
むしろ苦手な人の方が多いかもしれません。
事実、私も文章を書くのは決して好きとは言えませんでした。
ですが、正しい文章の書き方を学び実践を重ねることで、段々と文章を書くのが楽しくなったのです。
どうやって正しい文章を学ぶのかについては、私は以下の本で文章の書き方を勉強しましたよ。
物事にコツコツと取り組める努力家の方はWebライターに適正があります。
Webライターには目に見えづらいその他の仕事があり、想像以上に地道な仕事だからです。
例えば、競合記事分析や誤字脱字のチェック、文章の推敲など。
記事を書くだけではなく執筆前後の仕事が記事の質を左右するので、コツコツと作業できる方はWebライターに向いています。
Webライターに向いていない人の特徴
逆にWebライターに向いていない人の特徴は
- 自己主張が強すぎる人
- 飽きっぽい人
などです。
自己主張が強すぎて自分が前に出てしまうタイプの人は、Webライターに向いていません。
Webライターの仕事は、執筆するメディアを通じて、情報を広く発信していく仕事。
自分らしさはもちろん大切ですが、クライアントの意図や目的に沿った記事を執筆する必要があります。
「自分の主張が第一だ!それ以外は書くものか!」と考えている方はWebライターの仕事には向きません。
飽きっぽい人もWebライターに向かないかもしれません。
先ほども述べましたが、Webライターの仕事は競合記事のリサーチや分析など、記事の執筆以外にもやることがたくさんあります。
執筆以外の作業をどれだけ丁寧にやるかで、記事の質が変わってきます。
それを受け入れられない飽きっぽい人は、Webライター以外の仕事を考えた方が良いと思います。
まとめ:Webライターはとても魅力的な仕事。
ここまでWebライターの仕事内容やその魅力、Webライターの始め方などについて述べてきました。
改めてポイントをまとめると、
- Webライターとは、Web上に文章を執筆する仕事
- 自分の書いた記事が誰かの役に立つなどのやりがいがある
- Webライターになるには、特別な資格などは必要なし
- 基礎知識を学んで、Webライターとして活動しよう
- Webライターには向き、不向きがあるのでチェックしてみよう
と言った感じでしょうか。
Webライターは地味な仕事ではあるものの、自分の書いた記事が誰かの役に立つなど、やりがいのあるとても魅力的な仕事です。
ここまで読んでいただけたあなたは、Webライターに興味があるのではないかと思います。
この記事を見て、Webライターをやってみようかなと思っていただけたのであれば幸いです。
クラウドソーシングサイト
【実体験】WritingHacks(ライティングハックス)は初心者でも大丈夫!3つの理由を徹底解説